看護師転職サイトのコンサルタントが見た失敗例(前編)

初めての転職で失敗しない為にもチェックしておきましょう!

看護師転職サイトのコンサルタントが見た失敗例(前編)

看護師は専門職ですから、どこに勤務しても同じと思いがちです。 けれども実際は業種によって大きく違います。 看護師が全部の業種を知っているかというとそうではないです。 自分が希望しているイメージと現実を如何に一致させるかがポイントです。

ここでは、看護師転職サイトのコンサルタントが見た失敗例を5例紹介いたします。

1例目は、大学病院から療養型病院に転職したケースで思っていた職場と違った場合です。 大学病院では毎日忙しく走り回る勤務が続いていて、性に合わないという看護師がいました。 「患者様とじっくりと関わりたいけれども時間がとれない」 「気がついたらもう退院!」……こんなくり返しばかりという声も多いです。

そんな彼女が一年も経たずに大学病院を退職して初めての転職で選択したのは療養型の病院でした。 「ゆっくりとした看護がしてみたい」という視点からは間違った選択とは言えません。 けれども「ゆっくりと看護をしたい」病院の種類が違っていたケースは多いです。

失敗の原因は、経験の浅い看護師が認識の偏りがあるということです。 一般病棟はどこでも急性期の大学病院のようにバタバタして忙しいと思いがちです。 しかしながら同じ一般病棟でも「大学病院」「民間総合病院」「地域に密着した小規模病院」では役割も違います。

そして救急搬入の人数も異なります。 「もっとじっくりと看護をしたい」気持ちに合致していた職場は「民間総合病院」や「地域に密着した小規模病院」の一般病棟だったのです。 療養型病棟は看護経験を積んでいるベテラン看護師ならばアプローチ方法がわかってきます。 経験のない看護師は面白味もなく暇な仕事になってしまいイメージとのギャップが生じてしまうのです。

2例目は、高齢者に対しての看護技術を磨こうと施設へ転職したけれども介護の仕事内容が嫌になったケースです。 キチンと看護経験を積んだ50歳代の看護師が「そろそろ介護施設で高齢者とじっくりと関われる仕事をしてみたい」という希望があり高齢者施設に転職されました。

けれどもこういったしっかりしたキャリアがあればあるほど<早期退職>になる傾向が強いです。 失敗の理由は「介護職にいちいち指示されるのが嫌なこと」と「介護の仕事はしたくない」ことです。 当然、事前に介護職と一緒に仕事をするから介護の仕事があることは伝えていました。

しかしながら、あまり具体的にイメージできていなかったのでしょう。 「全然、問題ないですよ」という回答をもらっていました。

このような失敗を避けるためには<入職前に職場体験>をさせていただくことでしょう。 私の経験上ですが<入職前に職場体験>をした看護師は早期退職はしていません。 看護師転職サイトのコンサルタントが見た失敗例(後編)へ続きます。